ブラジルの人気おやつ特集|ローカルスナックの魅力

ブラジルおやつ:街角で味わうおいしいスナック紹介

ブラジルのストリートフードやおやつ文化を紹介。現地で人気の味をチェック。

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ブラジルのスナックを試したことはあるだろうか?イパネマでビールを片手にくつろいでいるときでも、サンパウロの街角で軽い食事を探しているときでも、ブラジルにはさまざまなスナックがある。

ブラジルを訪れるなら、食を通してブラジルを知る価値があることは間違いない。あるいは、ブラジルに移住しようとしている人、最近移住してきたブラジル人で故郷が恋しくなっている人もいるだろう。

ブラジル全土で最もよく食べられている香ばしいスナックを紹介しよう。

1.パン・デ・ケイジョ

Brazilian snack - Pão de Queijo

パン・デ・ケイジョは ブラジルのどこにでもある。ほとんどの人はこの小さなチーズパンをエスプレッソや “カフェジーニョ “と一緒に地元のカフェで楽しむ。

タピオカ粉を使って作られるこのパンは、外はカリカリ、中はふにゃふにゃだ。歴史的には、パン・デ・ケージョはミナス・ジェライス州のものだが、今では全国的に愛されているスナックである。

2.パステル

パステルはブラジルの一般的な屋台料理だ。チーズ、チキン、エビ、ヤシの実など、香ばしい具が入った揚げ菓子だ。

パステルは、アジアからの移民が中国のワンタンのレシピをアレンジしてブラジルに持ち込んだという説もある。今ではブラジル人なら誰でも、伝統的に日曜日にファーマーズマーケットで、サトウキビジュースや冷たいビールと一緒に楽しんでいる。値段もそれほど高くない。

3.ロメウ・エ・ジュリエタ

Brazilian snack - Romeu e Julieta

星の恋人ロミオとジュリエットは完璧な組み合わせだが、このスナックにも同じことが言える。ロメウ・エ・ジュリエタは、グアバペーストのスライスと、ケイジョ・ミナスというミナス・ジェライス産のソフトチーズでできている。

パーティーの前菜として出されることも多いロメウ・エ・ジュリエタは、ブラジルのとても伝統的なスナックだ。バレンタインデーに試してみるのもいいだろう。

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4.コクシンハ

Brazilian snack - Coxinha

ブラジルでは、コシーニャも一般的なストリートフードだ。このサクサクのチキンコロッケは、パン屋から高級レストラン、バーからガソリンスタンドまで、いたるところで提供されている。コシーニャという名前は、ドラムスティックや小さな涙のしずくのような形をしていることから、「小さなもも肉」と訳されている。

作り方は、鶏ガラとジャガイモから作った生地に、細切りの鶏肉とレクエイジャンと呼ばれる柔らかいチーズを巻いて揚げる。

19世紀、イサベル王女の息子の一人が、ある日チキンのドラムスティックがなくなるまで、チキン以外のものを食べようとしなかったそこで一家のシェフは、鶏の他の部位の肉を細切りにし、ドラムスティックの形にして揚げ、子供をだますことにした。あまりのおいしさに、テレサ・クリスティーナ女帝は、このスナックをブラジル全土の王室の厨房で出すよう命じた。

5.パモーニャ

Pamonha

パモンハはメキシコのタマーリに似ている。パモンハを作るには、すりおろしたトウモロコシとジュースをペースト状にする。そのペーストに様々な味を詰め、トウモロコシの皮で包み、茹でる。

生地と一緒にココナッツミルクを入れて甘くすることもできるが、チーズや肉を詰めるのが一般的だ。パモンニャは、収穫期の終わりを告げるフェスタ・ジュニーナのパーティーでよく食べられる。

6.タピオカ

グルテンフリーのタピオカは、どんな味付けでもパンケーキになる。ブラジルの屋台ではよくタピオカを見かけるが、注文を受けてからパンケーキを焼き、チーズ、肉、ココナッツ、バナナなど好きなものを詰める。

タピオカのミックスを作るには、タピオカでんぷんを水で湿らせ、ふるいにかけて細かい粉にする。この粉をそのまま熱したフライパンにのせてパンケーキにする。

7.ボーロ・デ・アイピム

Bolo de aipim

コーヒーと一緒に午後のひとときを過ごすのに最適なボロ・デ・アイピムは、アイピム(キャッサバ)とココナッツを使った濃厚なケーキだ。ボロ・デ・アイピムはブラウニーのような粘性があり、グルテンフリーである。

この 甘いお菓子は、聖アンソニー、聖ペドロ、聖ヨハネのお祭りでよく食べられており、ブラジル人はたき火を囲みながらボロ・デ・アイピムを食べるのが好きだ。

8.パン・デ・バタタ

ブラジルのじゃがいもパンであるパン・デ・バタタ(Pão de batata)は、カトゥピリ・チーズ(Catupiry cheese)と一緒に食べることが多い、非常に人気のあるスナックである。このパンは通常、小さな丸いパンで作られ、ブラジル中のパン屋で見かけることができる。

9.ケイジョ・デ・ミナス・フレスカル

ケイジョ・デ・ミナス・フレスカルはブラジルを代表するチーズである。牛乳を使って手作りされているため、ソフトで少し塩辛い風味があり、サンドイッチやパンケーキ、ペストリーにぴったりだ。

バターで炒めたり、サラダや野菜に加えて調理することもできる。

10.アカラジェ

ブラジル北東部バイーア州発祥のアカラジェは、黒目豆をブラジルのパーム油であるデンデ油で揚げた小さな団子である。

団子を半分に切り、胡椒、干しエビ、ヴァタパ(挽いたパン、ココナッツミルク、胡椒、パセリで作った伝統的な生地)を詰める。

アカラジェはブラジル全土の屋台でよく見かけるが、特にリオデジャネイロとバイーアではよく見かける。

ブラジルのスナック

ブラジル料理は豊かでバラエティに富んでおり、ブラジルの伝統的なスナックを試してみる価値はある。リオのバーに行ったら、コシーニャを注文しよう。フェスタ・ジュニーナの時期にブラジルにいる幸運な人は、パモニャを試してみよう。

グラノーラで覆われたアサイーボウルや、ポルトガルの影響を受けたバレードなど、他のブラジル料理に興味がある方は、ブラジルの伝統料理についての記事をチェックしよう。